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(後編)20歳で半ヤクザにシバかれた話

はい、どもー!

 

前回は「20歳で半ヤクザにシバかれた話」の前編を公開したよ〜!

👇👇👇👇👇👇

https://www.to-macchi57.com/entry/2018/07/06/181559

 

ということで、今回は後編を公開するわな!

刺激的な話が好きな人は読んでってや〜!

リアル漫画の話みたいやで!笑笑

 

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【その後、更なる悲劇が…。】

 

この話の怖い所はここから。。。

一件落着したと思われたある日。

また俺いつものようにキャッチをしてた。

 

そしてその日自分のエリアは”生田”という場所だった。

生田にはいつもKさんがいる。

その日もいつも通りKさんがいた。

 

俺は挨拶をする。

「おはよーございます」

 

そして通り過ぎようとしたその瞬間。

 

Kさん

「おーい!お前なんでそんなふてこいんじゃ」

 

 

「ガシ!ドーーン!!」

 

いきなり首を掴まれ、路上に留めてあった車のボンネットの上に押し付けられる。

身動きが取れない俺。

「あ〜またやってしもた。」

シンプルにそう思った。

 

当時の若い俺は感情がすぐ表に出てしまっていた。

その時も挨拶した時に感情が乗っかっていたんやろうな。

 

そこからずっとキレ続けるKさん。

Kさん

「舐めとんのか?まだ懲りてへんらしいな?◯✖️◯✖️◯✖️」

 

もうなにを言ってるか覚えてない。

「本間すいません!」

もう必死で謝ってた。

 

そんな事はもちろんおかまいなしのKさん。

20分ぐらいそこで押し付けられる。

逃げる事も出来ない。身動きもとれへん。

なんせKさん力が半端ないんよ。

めちゃくちゃ強い。

 

ひたすら謝り続ける俺。

その時だった。

 

Kさん

「よし、じゃあニ択選択肢与えるわ。誠意見せるか俺にボコボコされるかどっちか選べ。」

 

「誠意見せます!」

即答の俺。

 

良かった。やっと終わる。

……と思ったその時。

 

Kさん

「よし、じゃあ金持ってこい。」

 

「!?!?!?お金…?」

 

Kさん

「誠意見せる言うたんやから持ってこい。」

 

「お金は…。いくら持って来たらいいですか?」

 

Kさん

「今ある全財産持ってこい。ほんで、明細表も持ってこいよ。」

 

その時なぜか頭がフル回転。

 

(あ、俺給料日前やから全財産いうても全然ないわ)

「分かりました。すぐ財布取りに行っておろして来ます。」

 

そこでやっと首から手を離してもらう。

ダッシュで居酒屋の更衣室に向かう俺。

ダッシュ中に色々考える俺。

 

(あ、そーや。ええこと思いついた。)

 

そのままコンビニに向かう俺。

一旦お金を引き出す(約5万円)→そのお金をATMの裏に隠す→もう一回引き出す(2万4千円)→明細表出す(残高約700円)

 

なぜか頭が冴えてる俺。

そしてボイレコをスタート。

そのままKさんの元へとダッシュ!!

 

「おろしてきました。僕の全財産です。」

 

Kさん

「…お前、ヤバイやん。生活出来へんやんこんなん。こんなん受け取れるかいや。給料日いつやねん?」

 

「25日です。」

 

Kさん

「無理やん、そんなん。どやって生活すんねん。」

 

「派遣とかいってなんとかします。」

 

Kさん

「あのさ、勘違いせんとってくれる?とりあえず銭しまえ。」

 

この時俺はKさんが優しく思えてきていた。

なんとかこのままお金も払わずに済むんではないかと。

しかし…。

 

Kさん

「あのさ、俺の事話すけどさ、普通にさ、銀行のATMやったら無理やけど銀行の窓口行ったら1000万ぐらいポンっておろせるぐらいの金持っとんねん。億はないけど。ごめんやけど、こんなんお前の小銭でしかないねん。その小銭をな、必死で働いた若い子から貰うのも心苦しいねん。わかる??」

 

(Kさんめっちゃええ人やん!!」)

 

Kさん

「いや、俺の理想はやで?お前がなー?30万ぐらい入っとってなー?そんなん全部貰われへんわ。ヤクザちゃうんや。1割でええわいや。っていう流れが理想やってん。それで終わらそう思とってん。

それがな、お前全財産2万4千円しか持っとらへんて、それ貰ってもお前ー!俺余計痛いやんけ!舐めとんかお前。なぁ?わかる?」

 

(あれなんかおかしいぞ、ヤバイ雰囲気やん)

「はい。すみません。でもこれ僕の全財産なんで、僕にとっては大きいお金なんでこれで許してもらえないですか?」

 

しばらく沈黙。

…………。

 

【ここからラストスパート】

 

Kさん

「ん〜、やっぱシバくしかないわ。ごめん。」

 

(!?!?!?!?!?)

 

Kさん

「俺ニ択って言ったもんなぁ?ニ択って言ったもんな?」

 

「グシャ!!」

髪を掴まれる俺。

 

Kさん

「俺言ったやん、二択って。

ちゃう?ちゃう?ちゃう?ニ択やろ?

なぁ、だって無理やったもん。

俺やるって言ったらやるから。」

 

この時恐怖で背筋が凍る。

途中許してもらえると思ってた分怖さが増す。

途中優しく感じた分、更に狂気を感じる俺。

 

Kさん

「ニ択って言ったよな?警察いけよ、いけよいけよ、みんな見てましたー言うんやろ?ええよええよ行ってええよ。ニ択って言ったやん?

のまれへんわこんなん。悪いけど。」

 

「ほんっますいません!ほんっますいません!」 

必死にひたすら謝る俺。

 

Kさん

「ほんで結局お金も無しって話やろ?二択やろ?って事でこの話は無くなったやん。

じゃあもう一択やんけ。わかる?」

 

(わからん!!!!!全然わからん!!

理解が追いつかない俺。

ひたすら謝り続けるしかない俺。

 

Kさん

「どこシバいてほしい?鼻メリこましたろか?やったろか?ヌチャってゆうねんで?

それか耳とったろか?耳って知っとー?

こう回転加えるとすぐとれるねんで?

どっちか選ばしたるわ。」

 

「ほんっまにすいません!ほんまに申し訳ないです!」

(もうこれはあかん、本間にヤバイやつや!

20歳で鼻か耳取れるんはマジあかんー!!!!)

 

そのあと髪を掴まれ蹴られ殴られる俺。

途中で上司が止めに入ってくれるも、全く止まらないKさん。

俺はひたすら”無”。

無の状態でひたすらやられ続ける。

 

と、その時警察がやってくる。

そしてやっと止まったKさん。

通行人が通報してくれたみたい。

 

そこで警察に言われる。

 

警察

「なにがあったんや!?やられたんやろ!?」

 

「なんもされてない。」

 

警察

「やられたんやったらちゃんといいや!なにされたんや!?」

 

「いや、言って捕まった所でそんなんすぐ出てくるでしょ!?そんで出てきた後にやられるん僕っすからね!?出てきた後も警察は守ってくれるんすか!?」

 

警察

「いや、そこまでずっと守るのは厳しいなぁ。」

 

「ほんなら無責任に言うなや。俺はなんもされてない。」

 

警察

「そっか。でももし言いたくなったら言うておいでや!」

 

この時の俺はもうヒートアップしてるから、変な怒りが込み上げてくる。

この時20歳ながら思った、警察がなんとかしてくれる訳でもない、自分の身は自分で守らなあかんなと。

これは今でも教訓。

 

この後警察に俺とKさんは離され、警察は帰った。

けど結局そのあとKさんともう一度会い、近くのビルの二階の裏で誓約者みたいなんを書かされ指紋も押した。

そして結局2万4千円を俺はKさんに払った。

 

その後もすれ違い様に、お前殺すぞとか調子乗んなよとか言われたりしたけど、俺は絶対そんなんでキャッチ辞めるの嫌やったし、何言われても怖いからって理由でキャッチを辞めるっていうのだけはしたくなかった。

運良くその後は大きな事件はなかった。

 

今でも三宮にいくとKさんがよくいた場所を通ると、少し警戒して通る俺。

基本怖いもの知らずやけど、Kさんだけには体に怖さが染み込んでる。

だからKさんっぽい人を見ると、体が勝手に反応して逃げることが4年経った今でもある。

 

4年前の20歳の俺が経験した、なかなか刺激的な話でした。

最後まで読んでくれた人ありがとう^_^!

荒波のような人生送ってるけど、これからも変わらず頑張っていくぜぃ😁‼️

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