滝川第二サッカー部時代の物語 【前編】
はい、どーも!
未来は大成功者のとうまっちです^ ^!
俺はサッカーを幼稚園から大学まで約15年間やってました!
その時の経験が俺の人生の軸になってます!
やから今日はその時の事を書きます!
完全俺の自己満の記事やから読みたい人だけどうぞ!
そして長いから覚悟して読んでw
【全国の名門 滝二に入学した理由】
滝二に入った理由は中学時代の経験からやった。
俺は中学ん時めっちゃグレた時期があった。
中2〜中3の時かな!
なんでグレたかっていったら、サッカーが原因やった。
その当時俺はチームでレギュラーとして出てた。兵庫県の選抜にも入ってた。まあ天狗になってた。
でも足首の怪我をして手術することになった。
3ヶ月ぐらい休んだけど、俺は復帰したらすぐに出れると思ってた。
でも復帰してそんなすぐ出れる訳がない。
今考えれば当たり前のこと。
中学のチームも上手いやつばっかやったし。
なのにそん時の俺は復帰してすぐ試合に出れないという理由だけでグレた。
本間今思うとアホ。笑
やけどそん時の俺は伸びた鼻を思いっきり折られて、這い上がるんじゃなくてグレに走った。
そこからの俺は練習もサボったり、練習や試合中も一生懸命やらんかったり。
一回監督のグチを思いっきりデカイ声で言ったら、めっちゃ近くにおって弾丸トイレに逃げた経験もある。
その後は怒られるんじゃなくて悲しまれた。
まあそん時の俺は人の心がなかったから何も思わんかった。
学校も行かんかったり、家出したり、友達に万引きさせたり、ムカついた奴はボロカス言うて帰らせたり、他校のやつと喧嘩して警察捕まったり。
そん時は家まで警察来て周りの住人が騒然としてたみたい。
まあそん時の俺は本間にえげついぐらい冷たい目をしてたと思う。
仲良くない奴に喋りかけられただけでクソムカついてたし、街中で幸せそうに笑ってる姿を見るだけでもイライラしてた。
赤ちゃんの笑顔を見てもムカついてた。
あの頃の俺しか知らん奴は俺のこと嫌いな人多いと思う。
まあなんせ人の気持ちを考えるとか、思いやりとか、そういうのから一番遠い存在やった。
まじ全員この世から死ねってガチで思ってた。
まあそんな感じで1年間生きてた。
この1年間の間でチームメイトや学校の先生や親とかからも励まされたり、もっかい頑張ろう?って言われたりする事は勿論あった。
でもそれがそん時は一番ウザかった。
マジ俺に関わってくんなって思ってた。
しかも中学ん時俺は副キャプテンやった。
副キャプテンが一番グレて足引っ張るっていう意味わからん状況。笑
まあそんなんさえもマジどうでも良かった。
たださ、俺はそん時周りにすげー恵まれてる事に全く気付かんかったし気付こうとしなかった。
なのにあんだけ落ちぶれた俺を見放す人はいなかった。
学校で授業サボって渡り廊下で遊んでても、学校の先生は一言。
「この一時間はサボっててもええ。一緒に喋ろや。でも次はちゃんと出るんやぞ」って言ってくれたり。
担任の先生はもう友達みたいな感じやったな。
タメ語やったし、ずっとおちょくってたし、でもそれでも仲良くしてくれてた。
チームメイトメイトも親もずっと励まし続けてくれたり。
1年ぐらい経った時かな?
俺の心境が段々と変化しだした。
てかダサい自分に気付きだした。
試合に出れない。その理由だけでグレに逃げて、周りはずっと励ましてくれてるのに、ずっと背を向け続けあの時からずっと時を止めてる。
前に進んでないのは俺だけや。
こんな風にずっと生きててなにになるんや?
ちゃんと自分と向き合いだした。
このままで終わるのか?
嫌だ、それは絶対に。
俺は落ちぶれた俺から抜け出した。
全ては周りの人達のお陰で。
「もっかい本気でやって試合に絶対出てやる」
目が変わった。
その想いで必死に頑張った。
練習も試合も全力でやった。
そしたら見える景色が変わった。
グレてた時は景色がモノクロやった。
でも頑張りだした俺の目に移る景色には色がついてた。
自分の感じ方も変わった。
幸せそうにしてる奴を見れば俺も幸せになった。
頑張ってら奴を見れば俺ももっと頑張ろうって思えるようになった。
そうか、この世界は自分の心次第で何色にもなるんやって気付いた。
中3からもう一度頑張りだした俺。
試合に出れない日々が続いても、もう逃げないと思ってひたすら努力した。
そうして迎えた中学最後の大会。
そん時は兵庫県大会か関西大会やったかな?
どっちか忘れた。
全国目指してたし、全国いけるポテンシャルはあるチームやった。
俺は中学最後になってしまうその試合に途中で出場した。
負けてる場面で出場した。
まさか負けると思ってなかった。
だってまだ大会始まったばかり。
全然勝ち進んでいない。
でもまさかの敗退。
トーナメントやから一発勝負。
普段は絶対負けない相手やった。
でも負けた。トーナメントの残酷な所。
負けたら引退。
俺はその日試合に負けて初めて涙を流した。
今まで負けて泣く事は絶対になかった。
でもその時は泣いた。本気で泣いた。
それだけ賭けてた。絶対に勝ちたかった。
現実を受け入れられない。こんなところで?
そんな気持ちだったと思う。よく覚えていないけど。
でもこのままで絶対に終わりたくない。
その想いだけは覚えてる。
こんな俺が周りの人達のお陰で変われた。
救われた。
その恩は絶対に返したい。
ここで俺は絶対に全国に出る!
そう心に誓った。
長くなったけど、それが俺の滝二に行った理由だったと思う。
【滝川第二高校ってどんなところ?】
滝二って俺はマジスゲーと思う。
それは卒業して気付いた。
高校どこ?って聞かれて、滝二ですって言ったら大抵スゲーってなる。
滝二は力入れてる部活全部強いんよな。
サッカー、野球、陸上、ゴルフ、吹奏楽、卓球、剣道。
この7個の部活に力入れてる。
俺らの代は史上初、全ての部活が全国に行った。
そしてその記念に学校に石碑が建った。
そんでサッカー部の話やけど、滝二は入学前にサッカー部の試験がある。
ほんで25人前後が選ばれる。
だから学校に入学してもサッカー部の試験に受からなかったら部活に入れない。
まあ全国の常連校やから中学ん時に上手かった奴らがみんな集まる感じ。
日本代表の岡崎慎司さんの母校でもある。
まあそんなスポーツ高校やね。
ここでひと休憩しましょう!
続編へ続く。
滝川第二サッカー部時代の物語 【後編】 - とうまっち@バカタレ